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新着一覧

2018.07.24

研究と報告128 自治体戦略2040年構想研究会報告の概要と課題 角田英昭(自治体問題研究所)

 2017年10月に総務省に設置された自治体戦略2040構想研究会は、第1次報告(4月)、第2次報告(7月)を相次いで公表しました。
 研究会の戦略目標は、「人口縮減時代の新たな社会像の構築、基本施策の開発、自治体行政の大胆な書き換え」であり、市町村行政のフルセット主義からの脱却、スマート自治体への転換、「圏域」単位での行政の推進が目論まれています。
 本稿では報告書の問題点と課題、内容の検討、今後の取組みについて考察しています。
2018.06.27

「季刊 自治と分権」72号

特集は、「憲法「改正」と自治体」をテーマに、専修大学の晴山一穂名誉教授、上智大学の中野晃一教授、弁護士の杉井静子氏、全国生活と健康を守る会連合会の田川英信氏の論文で構成。安倍改憲や暮らしの中で起こる課題など自治体職員、公務公共の在り方を考える内容です。自治体公務公共労働者にとって必見です。
2018.06.26

研究と報告127 「堺市職員の政治的行為の制限に関する条例案」について、堺市議会における晴山一穂参考人(専修大学名誉教授)の発言と質疑 晴山一穂(専修大学名誉教授)

 2017年堺市議会第2回定例会において、堺市職員の政治的行為の制限に関する条例案が大阪維新の会の議員より提出され、翌年2月16日、堺市議会総務財政委員会での参考人質疑に、自治労連・地方自治問題研究機構運営委員の晴山一穂氏(専修大学名誉教授)が参考人として出席し、陳述しました。
 同条例案に関わる晴山氏の参考人発言と質疑に関わる箇所について、議事録より抜粋したものを掲載します。
2018.04.16

「季刊 自治と分権」71号

特集は、「自治体職員の『働き方改革』を問う」をテーマに明治大学の黒田兼一教授、茨城大学の清山玲教授、諏訪東京理科大学の山縣宏寿講師の論文で構成。長時間労働や成果主義、非正規雇用の拡大など「全体の奉仕者」としての自治体労働者の在り方が問われる今、「誰のため、何のために公務労働があるのか」を深めるための好テキストになっています。自治体公務公共労働者にとって必見です。
2018.04.10

研究と報告126 翁長沖縄県知事によって具体化される地方自治 村上博(広島修道大学教授)

 辺野古新基地建設を巡る沖縄県と国との対立は、憲法を破壊しようとする安倍政治と憲法を守りいかそうとする翁長政治の対立です。翁長知事は「辺野古の問題は、沖縄県だけの問題ではありません。まさしく、地方自治の根幹に関わる問題であり、ひいては民主主義の根幹に関わる問題であります」と翁長知事は述べています。
 本稿は、辺野古基地訴訟において表明された翁長知事の発言を中心にして、日本国憲法が保障する地方自治の在り方を考察しています。
2018.02.27

研究と報告125 高齢者福祉における大津市の取り組み 小澤薫(新潟県立大学准教授)

 滋賀県大津市では、地域高齢者を様々な面から総合的に支える「あんしん長寿相談所」(地域包括支援センター)に保健センターの機能を果たす「すこやか相談所」併設している。
 地域包括支援センターと保健センターを併設することで、地域の拠点として妊娠期から高齢期のすべての人を対象としたワンストップで相談できるしくみを整備している。
 本稿は、2017年12月に地方自治問題研究機構の社会保障・社会福祉研究会が実施した大津市の現地視察をもとに、高齢者介護・福祉における措置業務を中心とした大津市の取り組みについて解説しています。
2018.01.29

研究と報告124 沖縄に待望の『住民自治研究所』が設立 長尾健治(自治労連沖縄県事務所 代表)

2017年11月23日沖縄に「おきなわ住民・自治研究所」が設立されました。
憲法が保障している、地方自治・平和に生きる権利や人権等が踏みにじられている沖縄にこそ真に日本国憲法と地方自治の実現が切望されており、そのためには住民の住民による住民のための自治研究所が必要だ。2018年沖縄県知事選挙までに「沖縄に研究所をつくろう」との熱い思いから2015年に準備会が設立されました。
準備会設立までは、沖縄住民と自治研究所と自治労連沖縄県事務所が中心となって実行委員会をつくり、2015年7月20日に「『地方創生』に自治体はどう対処すべきか」をテーマにした「地方自治セミナー」を開催するなど、研究所設立に向けて尽力しました。
本稿は、自治労連沖縄県事務所の長尾代表が、研究所設立までの経過と、今後の研究所に求められる課題と展望を考察したものです。
2018.01.15

「季刊 自治と分権」70号

特集は、「憲法」、「地方自治」、「沖縄」、「自治体職員の働き方」をテーマに、南山大学の榊原秀訓教授、静岡大学の川瀬憲子教授、自治労連の中川悟書記長の新春鼎談。2018年の地方自治をめぐり、安倍政権がねらう改憲・自治体再編への対抗軸を明らかにします。
2017.11.07

研究と報告123 実行段階に入った公共施設等総合管理計画 角田英昭(自治体問題研究所)

 総務省は2014年4月、公共施設等の総合的、計画的な管理を推進するため、各自治体に「公共施設等総合管理計画」を速やかに策定するよう要請しました。2017年3月末現在、98%の自治体で策定されています。
 国は地方に更なる行革、施設再編、経費削減を求め、自治体では経費が急増する公共施設の改修・更新、維持管理費が標的にされています。
 本稿では、国主導のもとで公共施設等の全面的見直しが推進される「公共施設等総合管理計画」についての課題、今後の取組みについて考察します。
2017.09.27

「季刊 自治と分権」69号

 特集は、「憲法・地方自治の70年とこれから」をテーマに、杉原泰雄氏、三輪定宣氏、河村学氏の論文で構成。日本国憲法が国民生活に十分にいかされてこなかった戦後政治の問題点を追及する内容です。
2017.09.07

研究と報告122 みちのく盛岡広域連携都市圏ビジョンの進捗と課題 桒田但馬(岩手県立大学)

 2014年4月、総務省は「新たな広域連携モデル構築事業」を公募し、9モデルが採択された。9モデル中、岩手県盛岡市を中心とする8市町により策定された「みちのく盛岡広域連携都市圏ビジョン」は、東日本で唯一採択された。
 本稿は、「みちのく盛岡広域連携都市圏ビジョン」の構成、内容を検討し「盛岡広域連携中枢都市圏ビジョン懇談会」の委員を務めた岩手県立大学の桒田但馬教授が「みちのく盛岡広域連携都市圏ビジョン」の進捗と課題を明らかにすることを目的として解説しています。
2017.07.25

研究と報告121 指定管理者制度の提言(適正な指定管理者制度を考える研究会)

 静岡自治労連は、静岡県内の指定管理制度の実態を調査し問題を改善するため、2015 年6 月、大学研究者とともに「適正な指定管理者制度を考える研究会」を発足させました。事業所調査の結果をまとめた「2015指定管理者制度・事業主アンケート」(2016年4月)【http://www.jilg.jp/topics/2016/04/28/978】に引き続き、対象を労働者に広げた「2015~2016指定管理者制度アンケート」をまとめました。また、7月11日(火)指定管理者制度の改善に向けた提言案を発表しました。提言案では、指定管理者選定の際の評価基準や積算・基準価格、収入の取り扱いなど7項目を改善ポイントにあげています。
2017.07.03

「季刊 自治と分権」68号

 今号の特集では、「高齢者の暮らしと貧困問題」をテーマにした座談会。高齢者の生活で何が起こっているのか、その中にある貧困問題はどのような特徴を持っているのか、介護保険制度のもとで高齢者の暮らしを支える福祉施設のありよう、自治体の役割りを問い直す内容です。
2017.05.31

研究と報告120 「憲法と地方自治研究会報告書」(全国知事会総合戦略・政権評価特別委員会、憲法と地方自治研究会)の検討 門脇美恵(名古屋経済大学教授)

 平成27年10月27日、全国知事会のアドバイザー組織として、「憲法と地方自治研究会」が設置された。同日、第1回研究会を開催して以来、計6回の研究会を開催している。研究会は、平成28年3月に中間報告を提出、昨年11月に最終報告書として「憲法と地方自治研究会報告書」がまとめられた。
 本稿では、「憲法と地方自治研究会報告書」の内容を検討し、問題点や課題を考察しています。
2017.03.29

「季刊 自治と分権」67号

 今号の特集は「子どもの貧困」をテーマにした座談会。保育士や学童指導員が現場で起こる様々な課題や苦悩を赤裸々に報告。子どもの貧困のリアルな姿を物語る内容です。
2017.03.28

研究と報告119 現行の実態追認のための法整備いつまでも非正規、いつでも雇止めを許さない 松尾泰宏(自治労連中央執行委員・非正規公共評事務局長)

 総務省が設置した研究会は昨年末、臨時・非常勤職員の任用・勤務条件の「適正な確保」として、臨時・非常勤職員のうち、「特別職非常勤」を専門的な職に、「臨時職員」を正規職員の欠員が生じた場合に限定。そのほかの「労働者性の高い職」は「新たな一般職非常勤」に分類する内容を提言した。政府は、地方公務員法及び地方自治法改正法案を3月7日、閣議決定し、開会中の通常国会で成立させ、地方自治体での条例整備などの期間を設けて、2020年4月1日施行をめざしている。
 本稿では、法案が「地方公務員制度の重大な転換である」として厳しく批判している。
2017.03.06

研究と報告118 公共施設の統廃合・再編問題の現況と課題、今後の取組 角田英昭(地方自治研究者)

 総務省は2014年4月、地方自治体に対して公共施設等の総合的、計画的な管理を推進するため、「公共施設等総合管理計画」を速やかに策定するよう要請した。
 これを受けて、各自治体は総合管理計画の策定作業を急ピッチで進め、今年度中にはほぼすべての自治体(99%)で策定される。この計画は、これまでのような自治体任せ、個別施設毎の更新、統廃合に止まらず、国主導で公共施設の全体像を総合的に把握し、財政・政策誘導を図って一元的に統廃合・再編を推進していくものである。
 本稿では、「いま、なぜ、公共施設の統廃合・再編か」、「計画の策定・推進に向けた政府の対応」、「各自治体の計画づくりと実施方針」など、公共施設の統廃合・再編問題の現況と課題、今後の取組みについて考察する。
2017.02.28

研究と報告117 小田原市の「ジャンパー」問題を機に考えること 田川英信(社会福祉士)

 今年1月、神奈川県小田原市の生活保護担当職員が「保護なめんな」などとプリントしたジャンパーを10年も前から自費で作製し、訪問時にも着用していたことが発覚。ジャンパーの左胸には「HOGO NAMENNA(保護なめんな)」と記されたエンブレム、背面には「生活保護悪撲滅チーム」を意味する「SHAT」(「生活・保護・悪撲滅・チーム」の頭文字)の文字とともに、「私たちは正義だ。不正受給してわれわれを欺くのであれば、あえて言う。そのような人はクズだ」という内容の英文がつづられていた。その後、ジャンパー以外にも、ポロシャツやTシャツ、携帯ストラップ、マグカップなどのグッズも作製していたことが明らかになった。
この、小田原市の「ジャンパー問題」について、問題の本質や不正受給の実態、改善のために何が必要か、社会福祉士の田川英信氏が考察する。