季刊 自治と分権

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No.79 /
2020.03

季刊 自治と分権 79号

 特集は、「地方自治問題研究機構設立20周年記念企画シンポジウム」です。そこでは、「自治体戦略2040構想」を批判的に分析するだけでなく、憲法をいかし、地域の未来をどう切り拓くか、打開と展望について4名の方からの報告を受け、質疑応答が行われました。その中で北海道訓子府町菊池一春町長から、憲法の精神を基調に「すべての町民にやさしい町づくり」への挑戦とした報告がありました。
「自治と分権」79号

 首長インタビューは、和歌山県みなべ町小谷芳正町長から、「小さな合併が町民の安心と豊かさを実現」と題して「防災対策で安心して暮らせる町づくりと子育て支援、そして世界農業遺産に認定された梅産業」について語っていただきました。  

 論文は「人口減少社会都市のあり方を考える」、「自治体によるカジノ誘致・その実態を問う」、「公務災害裁判での主張立証活動と裁判勝利の運動」について。現場レポートは「2019年台風・豪雨災害」と「東日本大震災から9年、福島第一原発事故9年」の「現状と課題」について、岩手、福島、千葉から執筆していただきました。シリーズ「Q&Aイチから教えて社会保障・社会福祉」は最終回となり、次号から他のテーマで企画します。弁護団レポート「水道再公営化をみる欧州の旅パリ・ロンドン」や随想など、本号もぜひ職場と地域での運動の参考書としてご活用下さい。

季刊 自治と分権」79号の内容は下記のとおりです。

1.随想 コロナウイルスが”語る”現代のリスク 永山利和(元日本大学教授・研究機構運営委員)

2.首長インタビュー 74 「未来への地方自治」

  ”小さな合併”が町民の安心と豊かさを実現

  和歌山県みなべ町  小谷芳正町長

   インタビュアー 晴山一穂(専修大学名誉教授・研究機構運営委員)

3.特集 地方自治問題研究機構設立20周年記念企画シンポジウム

  憲法をいかし、地域の未来をどう切り拓くか ~「自治体戦略2040構想」と地方自治

   平岡和久(立命館大学教授)

   河合克義(明治学院大学名誉教授)

   菊池一春(北海道訓子府町長)

  コーディネーター

   榊原秀訓(南山大学教授・地方自治問題研究機構代表委員)

4.論文

  人口減少社会の年のあり方を考える 「自治体戦略2040構想」をめぐって

    中林 浩(神戸松陰女子学院大学教授)

  自治体によるカジノ誘致 -その現実を問う-

    桜田照雄(阪南大学教授)

  公務災害裁判での主張立証活動と裁判勝利の運動

    谷 智恵子(弁護士)

5.現場レポート

  ◎東日本大震災から9年 被災地・大槌町の現状と課題

    三浦徹也(大槌町役場職員組合書記長)

  ◎福島第一原発事故から9年 ~被災地における現状と課題

    笠原 浩(自治労連福島県本部委員長)

  ◎千葉県における2019年台風・豪雨災害の現況と課題

    竹内敏昭(自治労連千葉県本部委員長)

6.Q&A イチから教えて! 社会保障・社会福祉

   第8回 「地域福祉」

    菅野道生(岩手県立大学教授)/ 牧岡英夫(元・地域福祉施設職員)

7.弁護団レポート/自治労連弁護団

   水道再公営化をみる欧州の旅 -パリ・ロンドン-

    尾林芳匡(弁護士)

8.ブックレビュー

  ◎山家悠紀夫 著『日本経済30年史 バブルからアベノミクスまで』(岩波新書)

    中村栄士(自治労連埼玉県本部)

  ◎佐藤 功 著『復刻新装版 憲法と君たち』(時事通信社)

    横山 圭(岩手自治労連)

9.自治体日誌

 

☆2020年4月10日発行