『北東アジアにおける高齢者の生活課題と社会的孤立 –日本・韓国・中国・香港の今を考える-』のご紹介
自治労連・地方自治問題研究機構 社会保障・社会福祉研究会の小川栄二先生、新井康友先生が編著に関わった『北東アジアにおける高齢者の生活課題と社会的孤立 –日本・韓国・中国・香港の今を考える』がクリエイツかもがわより刊行されました。
民生委員、介護支援専門員、地域包括支援センター職員への事例調査から明らかになった、食事や衛生状態などの日常生活、健康状態、虐待といった高齢者の生活の悪化。日本を含む北東アジアにおいて共通する、高齢者の生活課題や社会的孤立のメカニズムに迫り、高齢者に対する政策課題を検証しています。
【内容】
まえがき
第１部 日本における高齢者の社会的孤立問題
第1章 日本における高齢者の社会的孤立問題の概況
第2章 日本における高齢者の社会的孤立問題への着目
第3章 高齢者の援助拒否・孤立・潜在化問題研究会の問題提起
第4章 高齢者の生活問題と社会的孤立
第5章 孤立死から考える高齢者の社会的孤立問題
第6章 日本における高齢者の孤立防止、見守り活動
第２部 北東アジアにおける高齢者の生活課題と社会的孤立問題の現状
第1章 韓国都市部における高齢者の貧困と孤立
第2章 韓国都市部における無縁社会問題
第3章 中国東北部沿海地域都市部の空巣老人の生活問題
第4章 中国東部沿海地域都市部における空巣老人の生活
第5章 中国西北部における空巣家庭と養老意識
第6章 香港における高齢者の貧困と孤立問題の現状